15: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2017/12/01(金) 14:11:28.34 ID:6lGqWFow0
真姫「・・・・・・・・」
にこ「・・・・・・・・」
真姫「・・・・・・・・・・」
にこ「・・・・・・・・・・」
真姫「・・・・・・・・・・」
握っていない方の手はいつもの癖で髪を触っていたけど、しばらくしたらその手をゆっくり降ろして自身の膝の上でギュと丸めた。
その丸めた手は、少しだけ震えている。
真姫「・・・・・・・・・・」 ...キュ
握っている方の手は、弱々しく、たどたどしく、私の手を握り返してくる。
真姫「・・・・・・・・・・////」
そして、背けた顔の、横髪の隙間から見える頬が、綺麗な赤色に染まっている。
そんな彼女を見た私は――――――――
少しは “本当の好き” が何なのか分かった気がしました。
矢澤にこ
おわり
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