165: ◆UYlhnKrxEE[saga]
2017/12/19(火) 08:27:32.28 ID:6paUtMjY0
スティレット「そんな…師匠…」
轟雷「後、これを預かっています」
スティレット「……これって」ゴソゴソ
あお「……指輪?」
バーゼラルド「ちょっとバーゼたちには大きいから指輪って言うより腕輪かな?」
迅雷「師弟の証のような物か?」
スティレット「……ない…」
クロ「えっ?」
スティレット「私はこんな物が欲しかったんじゃない!」ポロポロ
スティレット「そばにいてくれるだけでよかった……」
シロ「スティレットちゃん…」
スティレット「もっといろんな事教えて欲しかった…」
「………」シーン
轟雷「…そうやって泣いているだけですか?」
バーゼラルド「え…ち、ちょっと轟雷?」
轟雷「私も、もしあおが突然目の前からいなくなったらすごく悲しいです。けど、ただその場でうずくまって泣くような事だけは絶対しません」
轟雷「私だったら必死になってあおを探します。そして、見つけたら思いっきり怒ってやります、何で勝手にいなくなったんだって…」
轟雷「スティレットにとってのおっさんは私にとってのあおと同じなのでしょう?だったら、やる事は決まっているはずです!」
スティレット「轟雷……」
スティレット スクッ
スティレット「皆、ちょっと行って来る!」ピュー
この日を最後にスティレットは皆の前から姿を消す事になる
これはおっさんとスティレットのキャッキャウフフな生活の物語である
第二十話終わり
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