三船美優「写真の向こうの想い」
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9: ◆TZ9gOMQ.mU[saga]
2017/11/29(水) 04:23:09.04 ID:crkVqtSl0
◇ 数週間後 三船美優宅 ◇


留美「写真、有ったんでしょ?」

瞳子「よく見付かったわね、探すの大変だったんじゃない?」

美優「先日、企画で使う昔の写真を実家で探したのですが、その時に偶然見つけて……」

留美「早速見せて頂戴」

美優「はい。これがその写真です」

瞳子「ああ、前に言っていたお別れ会の時に撮ったものね」

留美「中学生の美優さん可愛いわね」

瞳子「本当、想像通りの愛らしい女学生ね」

美優「……///」

瞳子「それで、この真ん中の主役を食うくらいに目立っている男の子が、美優さんの初恋のお相手かしら」

美優「はい……そう、です……」


留美「……うーん、完全に別人ね、人は変わるとは言っても面影くらいはあるはずよ」

瞳子「そうね、流石にこの子は無理があるわね」

美優「はい。母に聞いてみたら彼の名前は山田くんと言うらしいです」

瞳子「単なる偶然、ね」

留美「美優さんの初恋の相手が意外なタイプで、十分面白かったわ」

美優「あの、これも偶然だと思うんですが……この写真、どうやら郵便で送られたみたいで、その時の封筒も残ってるんです」

留美瞳子「……?」

美優「これなんですが……その、差出人が」

留美「え、下の名前までPくんと同じなの?」

瞳子「苗字も名前も割と珍しい部類よね、同い年だって言っていたし、ただの偶然にしては……」

留美「この写真に居るんじゃないかしら」

瞳子「ええ、探しましょう」


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