263:名無しNIPPER[saga]
2018/06/11(月) 22:30:48.33 ID:gQFydceB0
ワタリ「L……よろしいのですか?」
L「ああ、彼らはキラではない。そして今後はどうしても命を掛けて行動できる人間が必要になってくる」
ワタリ「そうですか……しかし貴方がLとして人前に姿を現すこととなるとは……」
L「……全ては私がキラを格下だと判断して招いた結果だ。キラは自分と同等、それ以上の相手だと認識を改める。その決意表明だ」
ワタリ「そこまでの相手だという事ですか……」
L「見ての通りだ。私はキラの正体を暴くことも出来ず何ヶ月もキラにいいようにやられ、挙句の果てには捜査本部は崩壊、キラは私など眼中にも無く、第二のキラを探すために動き出した。奴を捕らえるには私も命を懸けなければならない」
ワタリ「……本音は違うだろう?」
L「……バレてたか」
ワタリ「お前はただキラに見向きもされない事に腹を立てているだけだ」
L「その通りだよ」
ワタリ「昔から誰よりも負けず嫌いで、そんなお前が追っている獲物が追う側の自分に見向きもせず、横から出てきた獲物ともいえない雑魚に関心を向けている」
L「ああ、本当に腹立たしい」
ワタリ「……今回は本当の命懸けの舞台だ、お前のその性格が命取りになる可能性もあるぞ」
L「ふっ、わかっているだろう?」
ワタリ「……ええ、そうですね」
L「ならば頼んだ。もう間もなく彼らがロビーにつく時間だ」
ワタリ「はい、わかりました。L」
ピーガチャッ
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