261:名無しNIPPER[saga]
2018/06/11(月) 22:28:45.01 ID:gQFydceB0
総一郎「はい。キラからと思わしき手紙……全ての手紙に付着した指紋が手紙を投函した日に死亡した犯罪者のものと一致しました。そしてその全ての手紙の筆跡も犯罪者の筆跡……」
L「殺された犯罪者の姿が防犯カメラに映っていましたが、明らかに挙動がおかしかった。もしもキラに脅されて手紙を書いたならば恐怖の表情を浮かべていてもおかしくない。しかし、犯罪者はその様な様子も見せず死亡している。恐らくはキラの新たな力として人間の行動を操ることが可能だと判断できます」
L「同様の力を第二のキラが持っている場合、もしかすると明日には隣の人間が自分を殺すキラの刺客に変わってしまうかもしれない」
総一郎「皆の士気は見る見る下がりました……」
L「無理もありません、昨日まで肩を並べて戦っていた仲間が自分を殺す敵に変わる……想像したくもないですね」
総一郎「……そして最後のキラのメッセージ」
L「キラは第二のキラとの接触を受け入れた。無差別殺人犯であるはずの第二のキラを」
総一郎「……メッセージの内容から、キラは第二のキラに仲間意識を持っているのでは? という憶測が飛び交い、キラが一時的に第二のキラの行動を止めてもそのうちキラも第二のキラと同じようになるのでは……という考えが生まれた時点で、捜査本部は崩壊しました……」
L「キラも第二のキラのように……そうですね、可能性はありえるかもしれませんね」
総一郎「…………L。これからの捜査……貴方はどうされるのでしょうか」
L「私はこれまで通り、貴方方日本警察とキラを追っていくつもりです」
総一郎「! わ、我々はすでに4人しかキラを追うものはいないと言ったのですよ!?」
L「4人もいるじゃないですか。しかもその4人は命を懸けてキラを追うと覚悟した方々。人数の大小は関係ありません、強い正義感を持ち悪と戦うと決意された方々を私は信用し共に戦えることを嬉しく思います」
総一郎「……そうですか……ですが、L」
L「その方々は私を信用していない。そうですね?」
総一郎「!! は、はい」
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