久「あんたが三年生で良かった」京太郎「……お別れだな」
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898: ◆zSdeXZwVBY[saga]
2018/08/13(月) 22:28:03.21 ID:6KBhcUaM0


(普通の女の子がそう言うのと違って、違和感はなかった)

(きっと本気で言っている)

(現実離れして綺麗なこの人が、この浮世離れした場所の姫)

(異論を挟む気も起きなかった)

(それは決して得意気に張られた胸に視線が行ってるからじゃなくて……いや、本当に)


「……あれ?」


(ふと、その背後にゆらめく何かを見たような気がして)

(目をこすって、こらしてみてもそこには何もない)

(……見間違いだったんだろうか)


「どうかなさいましたか?」

「えっと……ここ、広いですけど、普段は一人で住んでるのかなって」

「そんなことはないですよ。今日はちょっと不在ですけど、六女仙がいますから」

「あの、ご両親は?」

「今日はお母様もいらしてるんです。ご紹介しますね」

「え、ええっ、紹介!?」


(いやいやいや、ちょっと展開早すぎない!?)

(出会ってその日に両親に挨拶とか!)




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