P「付き合って2か月目くらいのlipps」
1- 20
26:znAUHOH90[saga]
2017/11/27(月) 02:30:01.10 ID:Dj29JER10

P「……喉笛も、心臓も、全部お前にくれてやるさ」
P「世界のはしっこの土砂降りに紛れても、俺はお前を見付けるし、シャンデリアの下敷きになる瞬間には滑り込んで一緒にぺしゃんこになってやる。お前が生きている限り、決してお前の許を離れないでいよう。」
P「……だからさ、そんな寂しそうなカオはするんじゃない」

志希「……志希ちゃんの興味は、3分しか持たないのである。」
志希「それは携わるおよそすべての事象において、理解、分解、再構築の工程にその程度の時間しか要しないからであり。」
志希「面白そうなことを手当たり次第試しても、いじったそばからオモチャは壊れちゃう。結末のわかりきったゲームをひたすら、理解して、分解して、組み立て続けるのにも厭きちゃってさ。だっておもしろそうなことは、手を付けたそばからすぐにツマラナイものに変わっていくんだもの。サイアクの化学反応だよね。」
志希「一ノ瀬志希ってエレメントは、人生とゆー環境に対してそーゆー誘発しか出来ないんだ、絶対的に。それが、あたしがギフテッドとして生まれた宿命」
志希「退屈でタイクツで。どうにかなりそうで。志希ちゃんウンザリしちゃって。消えていくのに丁度良さそうな雨を探してた夜に、現れたのがキミだった。」
志希「キミが現れたときの衝撃、きっとあたし以外の誰にもわからない。キミの匂いが、あたしの細胞にコールしたんだ。理屈も理性もなんもかんも全部すっとばして、確信したんだよ。たった一人の運命の人だって。」
志希「にゃはっ♪ アブないやつ〜って、思ってる? でも、間違いなくそうなの。キミと出逢ってからあたしを取り巻く事象は、どんな化学式でも再現できない、不確定の連続。アイドルも、ささいな日常もね。キミというファクターが、どんどん色を失っていくあたしの世界を、いっぺんに極彩色に変えちゃったんだ。」
志希「キミと出逢うことが、あたしがこのカラダ、この顔かたちで生まれた意味だったんだよ、たぶん。」
志希「あたしって原子が、結合して安定できるのは、地球上できっとキミだけ。けど……キミにとっては? あたしがキミを想うほど、キミがあたしを欲してくれる自信は、正直、無いよ。」
P「志希……」
志希「ねえ」
P(瞳が、震えてる。青と黒の混じる、綺麗な瞳)
志希「死が、二人を別つまで……そんなの、本当に信じて良いの?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
40Res/29.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice