45: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:50:57.54 ID:/qQ60XGi0
周子「・・・あの事件が起きたのは、あたしのせいだもん。」
モバP「そんなことは・・・」
周子「ほんとは、奏ちゃんが暴走し始めたときにあたしが止めなきゃいけなかった。
ほんとは、フレちゃんと志希ちゃんのことをなだめてあげなきゃいけなかった。
ほんとは、志希ちゃんと奏ちゃんの間に割って入らなきゃいけなかった!」
周子「でもあたしは、それで誰かに反感を買うのを恐れて・・・
中立を気取って、何もせずに、ずっと静観してたんだ。
志希ちゃんがステージから落下する、その時まで。ね、卑怯者でしょ?」
周子「だからね、決めたんだ。
もうみんなから嫌われても構わない、あたしがみんなを守らなきゃって。
それで・・・」
周子「・・・・!」
辛そうに話す周子を、俺はそっと抱きしめてやった。
モバP「悪いな、ほんとはこういうの、アイドルにやっちゃまずいんだけどな。」
周子「・・・プロデューサー。」
モバP「今まで辛かっただろう。メンバーのことを、一人で背負って。
でももういい、もう一人で全部背負う必要はないんだ。」
周子「・・・・・」グスッ
モバP「俺がメンバーみんなを笑顔にしてみせる。
もちろん周子、お前もだ。だから聞かせてくれ。周子の願いは・・・なんだ?」
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