41: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:47:19.99 ID:/qQ60XGi0
俺達は志希の話を聞いたあと、リハビリセンターを離れた。
周子・美嘉・フレデリカを乗せて、車を走らせた。
車内の会話は決して多くはなかったが、
美嘉とフレデリカの表情は心なしか少しだけ晴れやかだった。
秘密を抱えていたという罪悪感から開放されたからだろうか。
フレデリカ・美嘉の順に、家の近くまで送った。
周子「んじゃ次あたしの番ねー、あたしの家はねー、ここを左で・・・」
周子が自分の家の場所を説明しようとしたが、俺はそれを遮った。
モバP「いや、次に行くのはお前の家じゃない。事務所だ。」
周子「・・・へ?」
モバP「二人きりでじっくり話がしたい。いいか?」
周子「はー・・・そういうこと。プロデューサーさんも人が悪いねー。」
モバP「こうでもしないとお前はのらりくらりと逃げるからな。
志希の真相は聞かせてもらったが、まだ周子の本心を聞けてない。」
周子「あたしの本心とか・・・どうでもよくない?」
モバP「よくない。お前を含めて、LiPPSだからな。」
周子「はぁ〜あ。どうせ逃げられないし、付き合ってあげるわ。
はーやだやだ。あたしこういうの嫌いなのにさ〜。」
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