19: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:18:39.11 ID:/qQ60XGi0
フレデリカを引き止めた翌日。
事務所の廊下で俺は1人頭を悩ませていた。
モバP 「うーん、どうしたもんかな・・・」
美嘉は秘密を明かしてはくれなかったが、味方にはなってくれたと思う。
フレデリカもとりあえずは、俺のことを信じてくれた、と思いたい。
しかし、ここから先が手詰まりだ。
あの二人は味方になってくれたが、二人から今以上の情報は得られない。
奏は完全に俺を拒絶している。ロクに会話すらしてくれない。
周子はちょくちょくこちらにコンタクトを取ってくるが、言動の真意はまったく掴めない。
志希に至ってはいまどこにいるかも分からないのが現状だ。
志希をLiPPSに戻すとフレデリカに宣言したはいいが、いまだこの体たらくだ。
周子「どうしたの〜プロデューサー。悩ましい顔して〜。」
悩める俺の前に突然現れたのは、周子だった。
モバP「誰のせいで悩んでると思ってるんだ。分かってて言ってるだろう。」
周子「まあね〜♪美嘉ちゃんとフレちゃんを味方につけたはいいけど、
その先が進まない。大方、こんなところでしょ。」
モバP「悔しいが、まったくもってその通りだな。」
周子「あの二人は仲間思いだからね、これ以上は何も話さないよ。
どんなにプロデューサーが距離を縮めても、奏がストップかけてる以上、
口を開くことはないよ。義理堅いからね〜。」
モバP「・・・だろうな。分かってるから、これ以上のことが聞けない。」
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