提督「もう戦わなくていいんだよ」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/25(土) 01:53:23.95 ID:aFCJMQeF0
タクシーの運転手「お客さん、もうすぐで着きますよ」

タクシーの運転手「結構長く乗ってたからお客さんも疲れたでしょ」

提督「いえ、私は大丈夫です」

タクシーの運転手「これはすいません。女の子だからって軍人さんにこんなこと言っちゃあ失礼だったかな」

提督「気にしないでください。ところで、どうして私が軍人だとわかったんですか?」

タクシーの運転手「今の時代、普通の人はわざわざ鎮守府なんて場所に向かおうとは思いませんよ」

提督「それも……そうですね」


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2:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/25(土) 01:56:19.79 ID:aFCJMQeF0

タクシーの運転手「おっ兵舎が見えてきましたね。あのフェンスの奥が鎮守府ですよ」

提督「じゃあ、このあたりでお願いします」

以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/25(土) 01:59:36.85 ID:aFCJMQeF0

新人が鎮守府に送られることも今のこの国では珍しいことじゃない。
深海棲艦との戦いは、この国を酷く消耗させた。 20年前に海上に現れた謎の生命体はすぐさま世界を恐怖のどん底へと陥れた。人間サイズの「それら」は人間ではあり得ない力を振るって人類に攻撃してきた。



4:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/25(土) 02:06:35.58 ID:aFCJMQeF0
 小さな国や発展途上国は「それら」に滅ぼされて、大国も当時の軍事力を持ってしても敵う相手ではなかった。「それら」は海から突如現れて海に浮かぶ船や軍艦をたちまちに容易く水底へと突き落とし、海域を支配していった。

 当時でいう海上自衛隊も「それら」によって壊滅的な被害を受けたらしい。

 世界中で増え続ける死傷者と、損害。対処しようにもそんな方法は誰もわからなかった。唯一わかっていることは「それら」は陸にあがることができない、ということ。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/25(土) 02:08:59.90 ID:aFCJMQeF0
 「それら」の出現から数年で、人類は半分に減っていた。

 でも、人間という生き物は土壇場になったら強い生き物で、生き残った各国が対抗策を取り始めた。

 ある国は研究の末に、「それら」に対抗するための武器を作りだした。また別の国は「それら」の攻撃が届かないように、地下に都市を作った。
以下略 AAS



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