【アズールレーン】青葉「人気投票C 」赤城「どうして」
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19: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/11/24(金) 23:44:16.20 ID:ihm7nZup0

青葉「き、聞いてたの……?」

動揺していることがバレバレの、顔も赤ければ声も震えている情けない姿を晒してしまい、そんな青葉の姿を
見ながら、指揮官はとてもいい笑顔を浮かべて答える。

青葉「とっても良い言葉だからもう一回言って欲しい……? いや、えっと? 指揮官、あのさ」

兄さんって言ってくれよとお願いしてくる指揮官は、青葉を弄れることが楽しくてしょうがないといった雰囲気であり、
そのような態度を取られると、青葉も負けじと意地悪なことを言ってしまいたくなる。

青葉「そういうのは流石に有料に決まってるじゃん。して欲しいことがあるなら、それなりの誠意みせ、て……」

そこまで言って再度驚いた顔をした指揮官を見て、自分がとんでもないことを口走ったのだと理解した青葉は、
慌てて前言撤回と叫ぼうとしたが、それよりも早く指揮官から小声で、いくら必要だ、という質問が
飛んできてしまえば、もう笑うしかなく。

青葉「ふふっ……えー、指揮官ほんと? そういう趣味あったの……? うっわー」

指揮官もそこで顔を赤らめ、やはり聞かなかったことにしてくれ、と青葉に告げてくるが、
こんなチャンスは記者でなくとも逃すわけにはいかず、彼女は立ち上がると、
ゆっくり指揮官に近づき、心底楽しそうな表情で囁いた。

青葉「いいよー。私になんでも書かせてくれたら、その見返りでやってあげても……ね?」

その言葉は青葉自身も驚くほど甘い響きを含んでいたが、それが返って指揮官には良かったのか、この後から、
青葉の書く記事には、艦隊の面々の秘密に迫る内容がさらに増えていくのであった。

〈終〉



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