832: ◆GmHi5G5d.E[saga]
2018/01/25(木) 01:10:07.51 ID:sdblcI+t0
………………
ブルース「…………」
世界が流れて行く。時間が流れて行く。この場所では、物理的な概念は消えうせる。
視界が歪む。地面に足をついたまま飛ぶ。雨粒が天へ上がる。稲妻が地を走り、砂嵐が宇宙を覆う。人々は死んで活動を始め、生まれて活動を停止する。
極天の流星雨が、滝のように降り注ぐ。輝く世界は、嘘で覆われている。
清姫「嘘はいけませんわ、旦那様。嘘は忌むべきもの。心無き者の所業」
リドラー「だが何故嘘はいけない? 人々の世界を上手く回すためには必ず必要になる潤滑剤だ」
清姫「嘘はいけませんわ、旦那様。嘘はいけませんわ、旦那様。嘘はいけませんわ……」
リドラー「何故嘘はいけない? 何故嘘はいけない? 何故嘘はいけない?」
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