600: ◆GmHi5G5d.E[saga]
2018/01/20(土) 01:16:10.23 ID:p3VFfcpc0
ロムルス「リドラー!」
リドラー「何だ、聞かせてやれば良いじゃないか。辛い事は一度に済ませた方が良いだろう?」
ネロ「何の事だ!? 何故余が暴君などと呼ばれねばならぬ!?」
リドラー「おっとっと、怒らないでくれよ。ただ、キミが後世でそう呼ばれてるだけさ……最悪の弾圧、暴政。悪名高きローマ皇帝、ネロ・クラウディウスとね」
ネロ「弾圧……暴政?」
ネロ(馬鹿な……余は、そんな……)
リドラー「ふふふ……キミは今まででも我儘で人を苦しめた事があるはずだ。暴政なんてその延長線上、気にする事は無いだろう?」
ロムルス「リドラー、もうよせ!」
リドラー「ああ、ロムルスが言う『至高の宝』である『民衆』だったかな? そいつらが自分のせいで苦しんで死んでも、気に病む事はない。世界にとっては小さな誤差で、それがキミの正しい姿だ」
ネロ「……余の……」
ネロ(……では、余は……本当に、民衆から必要とされなくなる……?)
ロムルス「……リドラー」
リドラー「……おっと、そろそろ黙るかな。味方に殺されちゃあ不味い」
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