380: ◆GmHi5G5d.E[saga]
2017/12/06(水) 23:21:51.50 ID:QnT/yd9k0
…………
ブルース「……成程、それで正体が気になって調べていたと」
職員A「す、すみません……」
ブルース「……言ってくれれば教えた。真夜中の管制室でわざわざ電気を消して調べるまでも無い事だ」
職員B「はい……」
職員C「そ、それでブルースさんは一体……」
ブルース「……ゴッサムシティの自警団じみた活動をしていたんだ。一時期、警察すらも汚職で機能していなかった事があったからな……横行する犯罪を止めるには、あれが一番だった」
職員A「つ、つまりヒーロー活動みたいな!?」
職員B「悪党を派手に吹き飛ばしたり!?」
職員C「正義の鉄槌を!?」
ブルース「……さあな。最初の頃は自信があった筈だが、今はもう分からない。戦っていく中で、誰かを信用する事が……少なくなって……」
ブルース(……そして、誰もついて来なくなった……?)
職員達「「「……」」」
ブルース「……そうだな。戦う理由を失いつつあるのは確かだ」
職員C「で、でも今は俺達が! 俺達が居ます!」
ブルース「……あぁ、有難う。まだ戦える」
職員B「あ……その」
ブルース「それより、もう夜も遅い。君達も休むべきだろう……おやすみ」スタスタ
職員A「……お、おやすみなさい……」
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