264: ◆GmHi5G5d.E[saga]
2017/11/28(火) 22:43:05.77 ID:FFuuv2m50
…………
アマデウス「そうか。そう言って残ったのか。んー、なら仕方ないか……あ、気にしなくて良いよ。僕らがいたとしても彼女はそうしただろうし。
マリアは限りのない博愛主義者だからなあ。そういう生き方で、そういう死に方をする女だよ」
アマデウス「……それより、早くジークフリートの呪いを解いてやったら?」
ジャンヌ「は、はい!」
マシュ「アマデウスさん……」
アマデウス「いいんだって。こうなるってわかってたし。ほら。マリア、ピアノの話をしていただろ?
あれはさ、彼女なりの別れの言葉なんだ。生前、一度も叶わなかったからね……ピアノを聴かせて、なんて言われたら僕としては止めようがないさ」
アマデウス「でもまあ、二度目の別れは堪えるね。一度目より辛い。もう出会えないかと思うと余計にだ」
アマデウス「……ま、ともあれ、ちょっと疲れたな。しばらく席を外すから、出発の時は声を掛けてくれ」
マシュ「待っ……」
バットマン「マシュ」
マシュ「マスター、でも……」
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