23: ◆GmHi5G5d.E[saga]
2017/11/24(金) 12:48:38.60 ID:a6BvGIkT0
バットマン「……つまり、私達三人がここでの最後の生存者か」
ドクター『そのようだね。残念だけど……他に生命反応はない。あるのは蠢く魔力反応、そして敵性反応だけだ』
所長「待って、レフは? さっきから気になってたんだけど、なんでロマニが仕切ってるのよ!?」
ドクター『いや、何故と言われても……』
バットマン「死んだ。爆発に巻き込まれて」
所長「……え? 爆発?」
バットマン「そうだ。何者かによって仕掛けられた爆弾によって過半数が吹き飛び、生き残った職員、レイシフト要員は十数名。そうだな、ドクター」
ドクター『ぶ、ブルースくん、こういう事はもうちょっとオブラートに……いや、そうだな。今言った通りです、所長』
所長「……レフも死んだのね。そう。うちじゃ一番優秀だったけど仕方ないわね」
バットマン「……」
所長「何よ」
バットマン「ヒステリーを起こすものとばかり思っていた」
所長「あのねえ、私だって解決に繋がる興奮とそうでない興奮くらいは弁えてるわ。それより、これからの行動指揮は私が取るけど異議無いわね?」
バットマン「無い。好きに指示を出してくれ」
ドクター『こちらも、霊脈とのつながりを得た事でいつでも通信可能になりました! 助けが必要になったら遠慮なく通信を!』
所長「……何にしても、マシュが目覚めない限りはどうしようもないけど。早く目覚めてくれないかしら……」
バットマン「……」
所長「……ところで、その耳は本当に何なの? 猫なの?」
バットマン「………………」
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