5: ◆FFa.GfzI16[saga]
2017/11/19(日) 16:26:28.44 ID:hU0139efO
八幡「うーん...」
八幡「やべぇもう朝か それにしても本当に眠れたな...ん?なんだこのノート」
そこにはとてつもない事が書いてあった
6: ◆FFa.GfzI16[saga]
2017/11/19(日) 16:27:16.45 ID:hU0139efO
平塚「今日登校していない雪ノ下だが...残念ながら何者かに絞殺され亡くなった」
それが告げられた瞬間俺は絶望した
俺が雪ノ下を殺してしまったのだと
そして当然のことながらクラスメイト達は酷く混乱していた
7: ◆FFa.GfzI16[saga]
2017/11/19(日) 16:28:06.74 ID:hU0139efO
平塚「それで話というのは何だね?比企谷」
結衣「ヒッキー...」
八幡「まずはこのノートを見て欲しいんです」
8: ◆FFa.GfzI16[saga]
2017/11/19(日) 16:29:23.45 ID:hU0139efO
平塚「まずお前がやったという証拠がないだろう」
結衣「そっ、そうだよ!ヒッキーがやったかなんて...」
八幡「確かに俺は記憶が無く雪ノ下を殺した確証もない でも、雪ノ下が遺したノートが全てを物語っているんだ」
9: ◆FFa.GfzI16[saga]
2017/11/19(日) 16:30:11.27 ID:hU0139efO
家に帰って眠りに就こうとしたが雪ノ下から貰った薬を使っても一向に眠れない
それどころか語りかけて来るように脳内に雪ノ下の声が木霊してくる
雪乃「ありがとう比企谷君」
10: ◆FFa.GfzI16[saga]
2017/11/19(日) 16:31:17.34 ID:hU0139efO
案の定今日も雪ノ下が殺された話題で教室内はざわついていたが俺の話は一切出てこなかった
平塚先生や由比ヶ浜が誰かに言いふらすとは思い難いから当然と言えば当然だったが腑に落ちない事もあった
八幡「本当にこのままでいいのか?...」
11: ◆FFa.GfzI16[saga]
2017/11/19(日) 16:32:07.46 ID:hU0139efO
八幡「ああ、でも仕方ないんだ俺が雪ノ下を殺した現実は変えられないんだからな」
結衣「でも、どうしてわざわざそれを言う必要があるの?!」
八幡「それは...」
12: ◆FFa.GfzI16[saga]
2017/11/19(日) 16:33:28.24 ID:hU0139efO
結衣「うん...だからそんなに背負わないでね?」
八幡「...おう」
やはり由比ヶ浜はいい奴だ
13: ◆FFa.GfzI16[saga]
2017/11/19(日) 16:34:31.48 ID:hU0139efO
結衣「ねえ、屋上なんかに来て何しようとしてたの?」
八幡「関係無いだろ、放っといてくれ」
結衣「嫌だ!ヒッキーも死んじゃうなんてダメだよ!」
14: ◆FFa.GfzI16[saga]
2017/11/19(日) 16:35:54.15 ID:hU0139efO
結衣「それでも、それでも大切な人が死んじゃうのは嫌だよ...」
八幡「...俺はクズなんだ だから、許してくれこんな人間が逃げを選択することを」
そう言うとヒッキーは屋上の淵へと歩いて行く
24Res/12.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20