184: ◆hJb7C6tXvw.L[saga]
2017/11/21(火) 22:56:15.03 ID:SUUd5lR5O
ゴゴゴゴゴ……
九重「…………へ?」
すると……ラウンジの前の方の壁が開き、巨大な窓が現れた。
そこにうつっているのは…………青い空と、眼下に広がる白い雲。
…………まさしく、空の上だった。
加賀「お、おいおい……マジかよ…………!?」
月読「な、何よ、これ! ふざけてんの!?」
金木「本当に飛行船なのか…………まったく揺れが無いし、それに巨大だ。あまりに規格外だね…………」
モノクマ「信じてもらえたかな?」
九重「……飛行船に乗っているのは信じるよ。じゃあ、説明して。どうして私達をここに連れてきたのか」
モノクマ「そうだねぇ……それは複雑怪奇で奇想天外な物事が絡み合ってるわけなんだけど……簡単に説明するなら…………」
モノクマ「オマエラにはこの飛行船で一生を過ごしてもらいまーす!」
倉島「なっ…………!?」
モノクマ「安心してよ、電気や水道、下水などの設備はしっかりしてるし、物資も申し分ない」
モノクマ「この飛行船には小型の無人飛行船もあってね、それを使って物資の追加もできるんだよ」
モノクマ「だからオマエラが心配する事は何一つ無いよ!」
月読「ふざけんな! なんでアタシがこんな男共と一緒に暮らさなきゃなんないわけ!?」
加賀「俺もできれば帰りてーな」
渡瀬「わたし、そろそろ大会近いし……」
皆、口々に不平を言う。そりゃそうだ、私だってずっとここにいるのはイヤだよ。
モノクマ「やれやれ……仕方ないなぁ」
モノクマ「オマエラが帰りたいって喚き散らすのは目に見えてたからね、ちゃんとルールを作ったんだ」
九重「ルール?」
モノクマ「そう。オマエラがここから帰る方法。それはーーー」
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