166: ◆hJb7C6tXvw.L[saga]
2017/11/21(火) 19:42:53.42 ID:+lsuumhjO
【PROLOGUE】
私の名前は九重詩乃。本を読むのが好きな、至って普通の女子高生だ。
そのはずだったんだけど……何故か、希望ヶ峰学園から手紙が来た。どうやら私は【超高校級の図書委員】としてスカウトされたらしい。
希望ヶ峰学園。各分野で一流の才能を持つ高校生をスカウトし、その才能を育成するという、一風変わった教育機関。
でも、長い歴史があるし、政府からのバックアップもあるし……スゴイ学校なんだよね。私も友達と「希望ヶ峰学園に行けたら人生安泰だよねー」とか言ってたし。
そんな私が…………超高校級に? 確かに……学校の図書委員として働くだけじゃ満足できなくて、町の図書館で働かせてもらってたら、首都圏最大の図書館を作るプロジェクトに混ぜてもらったりしたけど…………
…………た、確かに、色々してるけど、でも超高校級かぁ……
まぁ、でも、私に希望ヶ峰学園に行かないなんて言う選択肢は無かった。他の超高校級の人にも興味あったからね。
だから……今日は明後日からの学校生活のために、学園の寄宿舎に引っ越そうとしたはずなんだけど……
九重「…………ここ、どこ?」
私は、見覚えの無い真っ白な部屋にいた。
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