263: ◆Bc4KZX4MNU[saga]
2020/10/08(木) 02:59:26.28 ID:iYX4OPw+0
京太郎「……やっぱ危険かぁ」
トシ「やっぱし」ハァ
良子「え?」
秋一郎「手、薄れてんぞ」
京太郎「……まぁ見ていてくださいよ」
良子「なっ! 中止です中止っそんな状態で!」
京太郎「いや、これでいい……勝てなきゃ結局」
良子「消えればおしまいでしょうっ」
京太郎「タイムリミットも近いんでしょう?」
トシ「ああ、元々身体との繋がりが薄れ始めてるからね……明日か明後日には同じだよ」
京太郎「なら」タンッ
良子「なんでっ!」
京太郎「……お願いします、どーせ消えるなら麻雀やりながらが、いいんですよ」ハハッ
良子「っ〜〜!!」
トシ「聞いて、やりなよ」タンッ
良子「……ほんと、会ったときから、私を助けてくれた時から、私のために出て行こうとしたときから……」タンッ
秋一郎「……」タンッ
良子「知ってましたけど、バカ、なんですから……」
京太郎「……すみません、俺も自分がここまでバカとは思ってませんでした」ハハッ タンッ
トシ「さて、そろそろ拘束が切れるかい?」
京太郎「いえ、切らせません……これで、終わります」
トシ「南四局、どっちにしろだね」タンッ
良子(点数差……私が一位、二位は大沼プロ、次点で熊倉さん……須賀君は最下位、どうやっても)ダンッ
秋一郎「……見せてみろよ悪霊。負の無限力をもって超えて見せろ」タンッ
京太郎「悪霊としての力、それと俺の……俺と戒能さんでクリエイトした力」スッ
良子「っ」ザワッ
トシ「ほう……」
京太郎(戒能さん……!)
―――ダンッ
京太郎「ツモ! ジャックポット!」
ズラッ
良子(7が並んでっ!)
秋一郎「演技良いな悪霊」
トシ「さすが京ちゃん」クスッ
京太郎「四暗刻ッ!」
307Res/205.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20