( ´Д`)離れ小島の提督さんのようです
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102: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/11/23(木) 00:03:04.75 ID:wdxtZDA40
だが、最終的に野党側は折れた。やはり支持層の違いからスキャンダルによる刺し違えも難しいと判断させることが出来た点と、事前に用意しておいたもう一つの“切り札”の存在が大きい。

彡;(゚)(゚)(ホンマ、あの筋肉野郎には感謝やで)

脳内に、ドウェイン=ジョンソンばりの筋肉を誇るマスクマンの姿がフラッシュバックする。あの男の存在がなければ、今回の議会をひっくり返した“二つ目の切り札”は手に入らぬままだった。

プロレス技をかけられた点やボロクソに罵倒された点はなかなか許しがたいが、「国益」に大きく貢献してくれた以上深くは追求しない。

(;^Д^)「グッ………がっ…………」

向かい側に座る宝木は、硬直した状態でロボットのような呻き声を発するだけ。彼は口をぱくぱくと空回りさせながら、眼を合わせようとしない民心党と未来の党への声にならない罵声を浴びせる。

本当なら、おそらく宝木としてはこの会議を談合なり不正なり断じて国政党をあげつらい、この決議の正当性にケチを付けたいという思惑がある。だが、未来の党はまだしも民心党まで国政党の法案に賛成してしまったことで、共栄党は下手に苛烈に攻め立てることが出来なくなった。


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