17: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/11/16(木) 01:08:15.14 ID:4TBLGcT+0
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全身の筋肉を一通り伸ばして、ストレッチを終えてもまだ時間があったので、今度は軽くアップを始めた。
ちょっとしたトレーニングだとか、習った基本的なステップの復習だとか、やれることはたくさんある。
そうやって時間を使っているうちに、ルームにトレーナーさんがやってきた。
「感心だな」
アップで額に浮かんだ汗を腕で拭って、トレーナーさんに「よろしくお願いします!」と挨拶をした。
「今日から、メニューを変えるぞ」
「え」
「基礎はもう十分叩き込んだ。だから次に進む、ってことだ」
言って、トレーナーさんはクリアファイルをあたしに手渡す。
受け取って中身を確認するより先に、「神谷の曲だ」とトレーナーさんが言った。
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