25: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:25:49.80 ID:Zig3yfJ10
夫「……」
女殺し屋「いかがでしたか?」
夫「…ふざけるな!」ドンッ!
26: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:26:44.54 ID:Zig3yfJ10
夫「ぜえっ、ぜえっ…!」
女殺し屋「…では、殺害は決定ということでよろしいですね?」
夫「当たり前だ!」
27: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:27:32.83 ID:Zig3yfJ10
〜一週間後〜
夫(ここは…海辺の、もう使われていない倉庫群か)
夫(確かに殺しをするにはうってつけだな)
28: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:28:12.81 ID:Zig3yfJ10
夫「こ、これは…!?」
夫(あいつが床に磔にされて…?)
女殺し屋「確か奥様、アブナイ薬で無理矢理高められたそうですね」
29: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:30:45.44 ID:Zig3yfJ10
女殺し屋「さて夫さん、ここに一つのスイッチがあります」
夫「突然なんだ」
女殺し屋「このスイッチを押せば、男さんは死にます」
30: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:31:34.52 ID:Zig3yfJ10
夫「こ、ここに来て俺に人殺しをさせるのか!?」
女殺し屋「お伝えしましたよね、これは私の趣味でもあると」
女殺し屋「私の趣味に乗っ取るなら、ここはあなたに最後の一押しをしてもらわねばならない」
31: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:32:37.46 ID:Zig3yfJ10
夫「……」
夫(あの音声を聞くに、こいつは反省をしているようだった)
夫(だが…)
32: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:33:19.00 ID:Zig3yfJ10
女殺し屋「…承りました」
女殺し屋「もう、取り消すことはできませんからね」ニヤア
夫「はあっ、はあっ、はあっ…!」
33: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:34:00.74 ID:Zig3yfJ10
〜数日後〜
『それでは次のニュースです』
『数日前から行方不明となっている男さんですが、未だに捜査は難航しており──』
34: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:34:40.48 ID:Zig3yfJ10
夫「…なに、お前のことを考えてたのさ」
夫「少しずつよくなっていてよかった、と思ってね」
妻「…そう」
35: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:35:19.06 ID:Zig3yfJ10
夫(…頭にこびりついて離れない)
夫(あいつが死ぬ直前の、絶望した表情)
夫(…もしかしたら、俺はあいつは許すべきだったんじゃないか?)
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