23: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:24:02.28 ID:Zig3yfJ10
>>22
舞台は今日より技術が発展した近未来という設定(といってもリニアカーとかはない)
女殺し屋が勤めている会社は個人情報を受け渡す代わりに強固なセキュリティを提供すると評判
個人情報も社員以外には秘匿とするよう徹底的に管理されておりデータにしての社外への持ち出し(USBやらメールやら)は不可能、会社の出入りの際にはボディチェックと荷物検査、更に入社前に本人の同意を得ての抜き打ちスマホチェックなどがある
非常に厳しい職場ではあるが休暇にわりと寛容、給与が高いなどの理由から志望する者も多い
24: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:25:01.48 ID:Zig3yfJ10
〜三週間後〜
女殺し屋「結果から言いますと、男さんを殺す算段はつきました」
夫「!」
25: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:25:49.80 ID:Zig3yfJ10
夫「……」
女殺し屋「いかがでしたか?」
夫「…ふざけるな!」ドンッ!
26: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:26:44.54 ID:Zig3yfJ10
夫「ぜえっ、ぜえっ…!」
女殺し屋「…では、殺害は決定ということでよろしいですね?」
夫「当たり前だ!」
27: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:27:32.83 ID:Zig3yfJ10
〜一週間後〜
夫(ここは…海辺の、もう使われていない倉庫群か)
夫(確かに殺しをするにはうってつけだな)
28: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:28:12.81 ID:Zig3yfJ10
夫「こ、これは…!?」
夫(あいつが床に磔にされて…?)
女殺し屋「確か奥様、アブナイ薬で無理矢理高められたそうですね」
29: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:30:45.44 ID:Zig3yfJ10
女殺し屋「さて夫さん、ここに一つのスイッチがあります」
夫「突然なんだ」
女殺し屋「このスイッチを押せば、男さんは死にます」
30: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:31:34.52 ID:Zig3yfJ10
夫「こ、ここに来て俺に人殺しをさせるのか!?」
女殺し屋「お伝えしましたよね、これは私の趣味でもあると」
女殺し屋「私の趣味に乗っ取るなら、ここはあなたに最後の一押しをしてもらわねばならない」
31: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:32:37.46 ID:Zig3yfJ10
夫「……」
夫(あの音声を聞くに、こいつは反省をしているようだった)
夫(だが…)
32: ◆Ub2yP6NyRs[saga]
2017/11/15(水) 17:33:19.00 ID:Zig3yfJ10
女殺し屋「…承りました」
女殺し屋「もう、取り消すことはできませんからね」ニヤア
夫「はあっ、はあっ、はあっ…!」
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