22:名無しNIPPER
2017/11/14(火) 21:11:41.89 ID:COrg8fh60
――AM11:30 ブランドル海洋研究所 ロビー
スタスタスタ...
シャーニー「あなたがマット?」
マット「ああ、君が署長の?」
シャーニー「ええ、シャーニーよ、よろしく」
マット「こちらこそ」
シャーニー「もうすぐ大学生の見学が始まるから、そのまま海中施設『ソラリス』へ案内するわ」
マット「ありがとう」
シャーニー「...ちなみにお父さんから何か言われた?」
マット「え?」
シャーニー「独身がなんとかとか...」
マット「あー...」
シャーニー「言われたのね」ハァ…
マット「君のことを大切に想ってるんだよ」
シャーニー「それは分かっているんだけれどね...とにかく、お父さんの言葉は気にしなくていいから」
マット「ああ...ちなみにここで研究を?」
シャーニー「ええ、海洋生物...主に鮫の生態を研究しているの、海中施設の方では鮫を飼育していてね、まぁ水族館のようなものよ」
マット「なるほど、迫力がありそうだ」
シャーニー「きっと楽しめるわ、それに海中から見るこの海は、とても綺麗だから」
マット「ここの海は...本当に美しいよ、まるで絵画を眺めている気分だ」
シャーニー「"この海はモネの描くプールヴィルの海そのものだ"...博士もそう言ってるわ」
マット「博士?」
シャーニー「クリストファー・ブランドル博士、研究の中枢を担ってもらってるの」
マット「その方もここで?」
シャーニー「ええ、今は確かソラリスの方に...ああごめんなさい、そういえばそろそろ時間ね、ソラリスへ行きましょう」
マット「ああそうだな、よろしく頼む
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