2:名無しNIPPER[sage]
2017/11/14(火) 01:28:11.25 ID:MM0XByh4o
大石泉は聡明な少女だ。年齢の割に、という枕詞は必要ではないし、大人顔負けに賢い。貴女は天才です、と言われると恐らくはそんなことはないと否定をするのだろうが、間違いなく大石泉という少女は、天才に分類されるだろう。
なので、クールにどんな状況だって乗り切れる。だって天才なのだから。
──さくらとありすちゃんが両隣りで牽制しあっているこの謎の状況を乗り切れたら、私は天才かもしれない。
普段ならば天才なんかではないと謙遜をするであろう彼女をして、乗り越えることができればきっと私は天才に違いない、と自認するような状況だった。
泉の左腕にぎゅっと抱き付いて、ありすに睨みきれていないのでまったく怖くない目線を送るさくらと、それに対抗するまでもなく当然ですと言わんばかりに泉の右側にそっと、しかし確実に密着をして寄り添うありす。
……いや本当、なにこの状況?
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