26:名無しNIPPER[sage]
2017/11/12(日) 18:46:40.38 ID:qT/AyJQb0
私たちは坂道を下りはじめる。家々から漏れる暖色の明かりや街灯の光、車のヘッドライトが、暗闇を押し退けるようにして輝きはじめていた。
ガヴリール「やっぱり日が暮れるのが早いな」
ヴィーネ「その分夜が長いわよ。ガヴはその方が好きなんじゃない?」
ガヴリール「なんで?」
ヴィーネ「うーん…答えにはなってないけど、いつも遅くまでゲームしてるから?」
ガヴリール「まぁそうだな。夜が長い方が、沢山ゲームしている気がしなくもない」
ガヴリール「…でも最近は、一日がすぐ終わっちゃう気がして、なんだか嫌だな」
ヴィーネ「私も、日が出ている時間が好きだから同じ事を思うわ」
ガヴリール「悪魔は夜の方が好きそうだけどな」
ヴィーネ「そんなことないわよ」
ガヴリール「ヴィーネは夜になったら人の生き血を吸いに行きそう」
ヴィーネ「しないから!」
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