25:名無しNIPPER[saga]
2017/11/14(火) 18:02:54.06 ID:HxzSgDRio
事務所中央に立てかけられたモニタの向こう側からは歓声が聞こえてくる。
少しでも気分転換になれば、と付けたそれの向こう側では年頃の少女たちがステージで舞い踊っている。
極彩色の衣装を纏い、地鳴りのようなステップを踏みながら観客を魅了する少女たち。
ガマガエルのような歌声に続くように、観客の歓声があがる。
「あれは……なんだ?」
「……へ?知りませんか?」
「し、知らない」
それを眺めながら、プロデューサーは肩を抱いて震えている。
この仕事をしているだけあって感受性豊かなのか、それとも彼女たちの才気を感じっているのか。
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