9: ◆cgcCmk1QIM[saga]
2017/11/10(金) 12:15:16.49 ID:x4RVEtCJ0
●当日・地階第二倉庫/レッスン後
菜々「あ、雪美ちゃん、いらっしゃい!ちゃんとレッスン、頑張ってきましたか?」
雪美「…うん…いっぱい…がんばった…!」
菜々「えらいです!ナナもウサミンパワーを溜めてきた甲斐があるというものです」
ほたる(菜々さんはそう言って、雪美ちゃんの髪を撫でました。左手には、魔法少女のバトンとウサギをモチーフにした、柄の長いマイク)
ほたる(倉庫には、スピーカーや照明機器が運び込まれているようでした…菜々さんは1週間、この準備をしていたのでしょうか?)
ほたる(菜々さんは、おどおどと倉庫を見回す私に、にっこりと笑って…)
菜々「じゃあ、さっそく始めちゃいましょう!はい雪美ちゃん、これ」
雪美「これ…なあに…?」
菜々「照明とスピーカーのスイッチですよ。メルヘンチェンジしたら、歌わないとウソですから!…雪美ちゃんがスイッチ入れたら歌って―――チェンジです!」
雪美「せきにんじゅうだい…!」
菜々「では…始めましょうか。さあ、雪美ちゃん。いつでもいいですよ」
雪美「うん…!」
ほたる(わくわくをこらえられない顔で、雪美ちゃんは渡されたスイッチを押しました)
ほたる(照明はつかず、『メルヘンデビュー』の前奏が流れ始めて…そして)
菜々「メルヘン、チェーーーーンジ!!」
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