一ノ瀬志希「キミが死んだら、その死体はあたしが欲しいな」
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68: ◆G4Z1KppkgXoT
2017/12/04(月) 19:56:45.95 ID:/oe8+iSOO
【22】


志希「その頃から彼とは同棲し始めました」

志希「仕事柄、あまり公にはしていませんでしたが、私たちの交際は周囲には公然の秘密でした」

志希「同棲の理由には、交際相手としてだけでなく…もう一つ」

志希「彼の身体がしだいに弱ってきてしまい、介助を必要とする場合があったからです」

志希「息切れをすることが多くなり、椅子に座っている時間が長くなり、ついには杖をつくようになり」

志希「視力も、少しずつ…」

志希「その頃には私と彼の関係だけでなく、彼の病気と余命についても噂が拡まっていたようです」

志希「周囲の人たちが気を使ってくれたのか、私たちは二人きりになる時間がとても増えました」


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