一ノ瀬志希「キミが死んだら、その死体はあたしが欲しいな」
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63: ◆G4Z1KppkgXoT
2017/12/03(日) 13:18:00.16 ID:kqwUMreNO
【19】


「…聞けば後悔すると言っただろ?」

志希「うん。…ううん。そんなことない」

志希「キミはあたしに力を貸してくれた。それまでの人生を否定してくれた」

志希「でも、それ以上に熱をくれた!」

「…熱?」

志希「そう!キミと出会って、それまでネコをかぶるだけだったあたしの胸の内側に、温かいものをくれたよ!」

志希「初めての経験だった……心が温かくなるって、こういうことだったんだって思った」

「…そうか」

志希「だから、だからこそ…キミが死んじゃうのは嫌だよぉ…」ぽろぽろ

志希「キミと離れたくないっ!まだまだ、もっともっとキミといたい!」

「……」

志希「ひとり立ちなんて全然できてないよっ!あたしはまだ、あの日キミに胸ぐらを掴まれて立ち上がらせてもらった日のまま…!」

志希「もっと、もっとずっと、あたしに力を貸していてよ……」


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