一ノ瀬志希「キミが死んだら、その死体はあたしが欲しいな」
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48: ◆G4Z1KppkgXoT
2017/11/14(火) 05:58:48.96 ID:Cee4lhpwO
【18】


「金になりそうな美人が転がっていたから、拾っただけだ」

志希「金って…んー、つまり、女の子をアイドルにできれば誰でも良かった?」

「そうだな。巧く口説けば、元手はタダで俺には金が手に入る」

志希「やれやれ、なにが『俺は靴屋だ』なんだか。キミ、半分人さらいじゃんっ」

「かどわかしはプロデューサーの基本スキルなんだよ」

志希「あっ!今自分のことをプロデューサーって認めた!」

「ああ、お前をプロデュースしてやる。歌やダンスのレッスンも存分に手配する」

志希「まったくもー。キミに連れられて日本に帰ってきたら、まさかアイドルやらされるなんて思ってもみなかったよ」

「だが、志希にはアイドルの才能があった。歌もダンスもあっという間に覚えてこなした」

志希「キミがめちゃくちゃスパルタなレッスンスケジュールを組むからだよっ!!」

「そうだ。あれ程レッスンしたんだ。自信を持っていけ」

「……出番だ」

志希「……うん!」


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