三船美優「純情な想いに酔わせていただけませんか……?」
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◆TDuorh6/aM
[saga]
2017/11/08(水) 17:21:37.50 ID:+HK+5YK6O
待て待て待て待て、何かおかしいだろう。
「……三船さん?」
「もう、プロデューサーさん……美優、って呼んで下さい」
背後から誰かにギュッと抱きつかれる感触。
柔らかい塊が背中にあたり、一瞬ここは天国なんじゃないかと勘違いしてしまう。
いや、俺の家だ。
だから、おかしい。
「三船さんさん、一つお尋ねしたい事が……」
「美優って……呼んでくれないんですね……」
「……美優さん、一ついいですか?」
俺の美優さんと言う言葉に反応して、背中にグイッと頭が押し付けられた。
あと抱きつく力も強くなっている。
かわいいなぁ、まったく。
いや、そうではなくて。
「ぎゅ、ぎゅー……っ!」
……もう、可愛いからいいや。
「朝食の準備しましょうか」
「あっ、その……もう少しだけ、このままで……ダメでしょうか……?」
NOと言える勇気は持ち合わせていなかった。
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