192: ◆MY38Kbh4q6[saga]
2017/11/22(水) 19:03:30.76 ID:ei8K93cA0
まほ「…それで、彼女をどうするのですか?」
しほ「くさいので風呂に入れます」
まほ「妥当かと思います。くさくてかないません」
カチューシャ「レディに向かってくさいくさい失礼ねっ!!」
しほ「菊代。風呂の用意はしてありますか?」
菊代「はい。ご用意出来ております」
しほ「ご苦労様。行くわよ、かほ」
まほ「…」
カチューシャ「私はカホじゃなくカチューシャよ!!」
しほ「何か?」ギロッ
カチューシャ「な…ナンデモアリマセン……」オロオロ
そう言い残すとカチューシャは風呂場へ連れて行かれた。
…かほ? カチューシャの「カ」をとって"かほ"なのだろうか。よくわからないが下手をすると西住家にまた一人、娘が出来そうだ。
エリカの件で隠し子云々と危機感を抱いているのに、カチューシャまで認知しては隠し子どころの騒ぎではない。
しかし、カチューシャを肩に乗せるお母様は、まるで幼かった頃のみほを散歩に連れて行く時のようにも見える。思えば私も幼い頃はお母様によく肩車をしてもらったものだ。
だが、肝心の搭乗者ならぬカチューシャは尋常でないほど怯えており、元来チビである彼女がますます小さくなってしまっている。
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