177: ◆37K26PBUng[sage saga]
2017/11/20(月) 00:22:33.32 ID:I6nuwhvz0
幻想郷の明けない冬はあの世から溢れ出した春の力によって終わりを告げた
春の力は瞬く間に幻想郷を満たし、雪を溶かし、桜を開花させていった
178: ◆37K26PBUng[sage saga]
2017/11/20(月) 22:14:16.14 ID:eiodXqZt0
悟空「まだまだ食うぞ〜霊夢、飯くれ!」バクバク
レミリア「その鬼にも勝るとも劣らない食べっぷり・・・小さな身体のどこにその食べ物が入るのかしら?」
179: ◆37K26PBUng[sage saga]
2017/11/20(月) 22:15:20.88 ID:eiodXqZt0
幽々子「あの時はちょっとかっこつけてつけてたのよ〜!この子、普段は割とおちょこちょいで抜けててかわいいところがあるの」ニッコリ
妖夢「幽々子さま〜///そ、そんなことないですよ!?私は白玉楼の庭師として・・・うわっ!?」アタフタ ドテンッ
180: ◆37K26PBUng[sage saga]
2017/11/20(月) 22:16:32.18 ID:eiodXqZt0
悟空「・・・さて、ここなら誰もいねえぞ」グッ
悟空「誰だかしらねえけど、オラに何か用があるんだろ?出てこいよ」キョロキョロ
181: ◆37K26PBUng[sage saga]
2017/11/20(月) 22:18:20.08 ID:eiodXqZt0
紫「藍は私の従者、君のことは藍から聞いたわよ。博麗神社の結界に異常が起きていて、君は元の世界に戻ることができないとか・・・」
悟空「ああ、おめえなら何とかなるとか霊夢が言ってたからずっと探してたんだ。頼む、結界とか言うんを直してくれねえか?」
182: ◆37K26PBUng[sage saga]
2017/11/20(月) 22:19:11.57 ID:eiodXqZt0
紫「一つ目は紅魔館での戦い。異変のこともそうだけど、あの吸血鬼たちの和解の手助けをしてもらったでしょう?」
紫「あなたの介入がなければ霊夢たちは最悪殺されてフランドールの暴走で各地に大きな被害をもたらすこととなったかもしれない」
183: ◆37K26PBUng[sage saga]
2017/11/20(月) 22:20:22.66 ID:eiodXqZt0
紫「あそこに封印されていたものは幽々子の遺体よ。西行妖には幽々子の身体が封印されているの」
悟空「・・・?あいつの身体をどうして封印何かしてんだ?それにどうしてあいつもそれを覚えてねえんだよ」
184: ◆37K26PBUng[sage saga]
2017/11/20(月) 22:21:41.00 ID:eiodXqZt0
紫「生前の幽々子は自らの能力を疎い、どうにかできないかと考えた。そこで、西行妖に自らの力を封印することを考えたの」
紫「でも、幽々子の能力の封印は強大なもの故、難しかった。そこで、自らの身体を封印の媒体としたのよ」
185: ◆37K26PBUng[sage saga]
2017/11/20(月) 22:23:10.82 ID:eiodXqZt0
紫「千年ほど霊体で生きてきた幽々子にとってそれは死を意味する。今度こそ完全なる消滅となってしまうことでしょう」
悟空「そうか・・・オラたちが西行妖の開花を防がなかったら幽々子はその場で消滅しちまってたってことだな」
186: ◆37K26PBUng[sage saga]
2017/11/20(月) 22:24:24.23 ID:eiodXqZt0
紫「今、あなたが元の世界に帰るかどうか。悪いのだけど私もそう時間があるわけでもないの・・・次はいつ、あなたと会うことができるかわからない・・・」
悟空「・・・!そうか、早い方がいいのはわかってんけど・・・あいつらにも別れが言えてねえからな・・・」
346Res/206.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20