安価とコンマにより作った世界で主人公の目的を達成する
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131: ◆0bzpZNZrOVOY[saga]
2017/11/08(水) 00:27:21.25 ID:3KXv3saSO
ゼルディア「…………質問は終わりか? ならばーーー」

ゲルド「あっ、い、いえ!」

ここで終わらせたら、危ない気がする…………! な、何でもいいから話題を…………!

ゲルド「こ、国際暗躍組織について、何かご存知ありませんか…………?」

ゼルディア「…………」

ゼルディア「…………くくっ」

ゲルド「…………?」

ゼルディア「フン、まさか貴様からその言葉を聞くとはな…………エルフ族のような身分でも知っているのか」

ゼルディア「いや、エルフ族だからこそとも言えるのか……?」

ゲルド(…………よく分かんないけど、お気にめしたっぽい!)

国際暗躍組織『影縫い』。各国から実力者が集まり、それぞれの国からの極秘任務を請け負っていたという謎の組織。

何でそんな組織があったのかは謎だし、ほとんど伝説みたいなものだけど…………

ゼルディア「俺も詳しく知っているわけではない」

ゼルディア「だが……実在はする。確実にな」

ゼルディア「……数十年前に滅びた国があるな? 魔法のランプを保有していたと言われる国だ。その国が主だって組織していたようだ」

ゼルディア「目的や現在どうなっているかまでは知らんがな…………貴様の質問で興味が湧いた。そのうち調べるとするか」

ゲルド「…………」

すると、ゼルディア皇太子はおもむろに立ち上がり…………

バシンッ!

ゲルド「…………ッ!」

私の頬を思い切り叩いた。

ゼルディア「今日はこのくらいで許してやる」

ゼルディア「俺は今から鍛錬に行ってくる。少々部屋を開けるが、大人しくしていろ」

そう言うと、皇太子は出ていってしまった。

ゲルド「…………うーん」

今日は明らかに皇太子の様子がおかしい。奴隷を部屋に一人で置いていくなんて…………

2年もいるから、少しは情が湧いたという事なのかな?

ゲルド「でも……これってチャンスだよね」

脱出する事はできないだろうが、部屋の中を調べる事はできる。何か、見つかるかもしれない。

ゲルド「バレないように……こっそりと……」


[↓2 どこを調べる? 部屋の中限定。部屋はお金持ちっぽい調度品で溢れています。]


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