58:名無しNIPPER[saga]
2017/11/09(木) 08:41:49.15 ID:mso4Ab1K0
雑談コーナー
ダル「過去を変えちゃいけない!ってドラえもんはいうけど…ドラえもん自体、過去を変えに来た存在じゃないかお…」
紅莉栖「…確かにその通りよね…」
ダル「それに、タイムパトロールもドラえもんを見つけても捕まえようとしない!!未来の警察、ザルすぎるお!?」
紅莉栖「タイムパトロールがザルなのは、そうかもしれないけど…。でも、ドラえもんが捕まらないのには、ちゃんとした理由があるわ。」
ダル「むっ!?そ、そうなのかお!?」
紅莉栖「まず、のび太がジャイ子と結婚する世界線をα世界線としましょう。そのα世界線の住人であるセワシは、ドラえもんと一緒に、のび太のところに行くわよね?」
ダル「その通りだお。」
紅莉栖「そして、ドラえもんは無事『のび太がしずかちゃんと結婚する』世界線…仮にβ世界線とでもしましょうか?そこに、世界線を移動させる事に成功させるわ。…まあ、変わったタイミングがどこなのかは微妙だけどね。」
紅莉栖「そして、ここからが大切なのだけど…このβ世界線は、『21世紀にドラえもんが存在し続ける』事によって生まれるもの。逆を言うと、ドラえもんをタイムパトロールが逮捕してしまえば、この『過去にドラえもんが存在した』という事実に、矛盾が生じてしまうわ。」
ダル「…?どういう事だお?」
紅莉栖「つまり、ドラえもんを逮捕してしまうとβ世界線はまた別の世界線に移動してしまう…。ドラえもんを逮捕することが、過去改変に直結してしまうのよ。」
ダル「な、なるほど…。じゃあタイムパトロールは、ドラえもんが明らかに過去を変えに来たタイムトラベラーだと分かっていても、泣き寝入りするしかないってことかお…」
紅莉栖「ドラえもんを逮捕できる期間は、世界線がα世界線からβ世界線に移動するまでの間しかなかった、ってことね。」
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