34: ◆/dCcy0t.c.[saga]
2017/11/08(水) 22:38:58.29 ID:uweVI2pd0
梨子「……とっても鋭いのね」
曜「ただの勘です。それに私、見て見ぬふりはできないので」
梨子「それでも、どうしてそこまで」
曜「……ただ、嬉しかったからです」
梨子「なにが?」
曜「梨子さんが、笑顔を見せてくれたのが」
彼女の瞳は、どこまでも強くまっすぐに私を捉えている
どうやら私の気持ちはもう、何かにもたれ掛かることを拒めるほど強くはないみたいだった
梨子「―――見せたいものがあるの」
曜「っ!はい!」パァッ
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