P「ゲームの世界に飛ばされた」FINAL3
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156:名無しNIPPER[saga]
2018/07/01(日) 03:07:38.00 ID:r216iG9u0

真「ふぅ……。文句を言ってもはじまらないか」

真「ボクと雪歩がしんがりっていうのは間違いなさそうだし、それならなるべく急ぎつつ調べていかないといけないね」

真「親衛隊の連中も見かけないし、今のボクたちなら探索のスピードをもう少し上げられそうだ」

雪歩(……親衛隊……)

雪歩(じゃあみんな、親衛隊の魔物さんたちに勝ったんだよね……)

真「……雪歩? どうかしたの?」

雪歩「……あ、うん……」

雪歩「あのね、今さらだけど私たちって小鳥さんと戦うんだよね」

真「……急にどうしたの? 怖くなったってわけじゃないよね?」

雪歩「うん。あの夜に春香ちゃんやみんなと話をしてからは、なんだか怖さは全部吹き飛んじゃったかも」 

雪歩「今はそれよりも、早くみんなに会いたいっていう気持ちの方が強いかな」

真「だよね。ボクも同じだよ!」

雪歩「……でも、それだけでいいのかなって」

真「えっ?」

雪歩「確かに私たちが楽しむこともすごく大切って思うけど、小鳥さんもちゃんと楽しんでくれるかな……?」

雪歩「上手く言えないんだけど、親衛隊が負けたこととか、色々なことを小鳥さんが気にしたりしてないかなって、ちょっと心配になっちゃって……」

真「………」

真「もしかしたら、小鳥さんに楽しんでもらうっていうのは言葉で言うほど簡単なことじゃないのかもしれないね」

雪歩「真ちゃん……」

真「小鳥さんの細かい事情はボクにはわからない。だから、思っていたのとは違う戦いになる可能性もあると思う」

真「でもきっと大丈夫だよ、雪歩」

真「何があってもボクたちなら乗り越えられる。だって、今までもそうだったじゃないか」

真「信じよう。ボクたちの絆は、絶対に負けない」

真「全員笑顔でエンディングを迎えられるってさ!」

雪歩「うん、そうだよね……!」



雪歩(大丈夫……だよね?)

雪歩(最後にはちゃんとみんなで笑えるよね……?)




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