124:名無しNIPPER[saga]
2018/06/06(水) 20:25:19.12 ID:n8icgLMRO
春香「お……お父さん、いきなりどうしたんですか……?」
春香「冗談、ですよね?」
クルーヤ「ボクは空気を読まない冗談は言わないさ」
クルーヤ「剣を取るんだ、ハルカ。ボクたちは決着をつけなければならなくなった」
春香「け、決着って……。なんでいきなり……?」
春香「もしかして私、何かやらかしちゃいましたか?」
クルーヤ「そうじゃない」
クルーヤ「理由は簡単さ。君のやろうとしていることは、ボクの信念に反することなんだ」
春香「どういうことなんですか? 私、何がなんだか……」
クルーヤ「ボクは今まで、世界のために行動してきた。生きていた時も、死んでからも」
クルーヤ「世界を守り、人々の平穏を守ることがボクの信念だったから」
クルーヤ「死んでからもこうして思念体としてこの世に留まっているのは、その信念を忘れられないからなんだ」
クルーヤ「そうまでしてすがりついた世界の平穏を脅かそうという存在がいるのならば、それはボクにとって見逃すことのできない事態だ」
クルーヤ「たとえそれが……」
クルーヤ「娘が大切に思っている人であっても」
春香「っ……!」
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