盗賊「勇者様!もう勘弁なりません!」
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92: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/12/05(火) 17:01:30.86 ID:Pdh78Mjj0


商人「なっ!違うわい!これは横領なんかじゃない!」


騎士「・・・」


商人「いやだって!保管簿にもソロバンなんて記載はなかったじゃないですか!ということは、これは国有財産とは呼べない!」


商人「だから、横領ではない!」


賢者「記載がないのは、陛下の装備品だったからでしょうに・・・その場合だと、横領ではなくても窃盗になりますね?」


遊び人「王家所縁の品を窃盗ですか、ただじゃすまないでしょうね」


商人「ぐぬぬ」


商人は、しぶしぶ王の懐へとソロバンを差し込むも

やはり収まりきれず半分顔を出しているソロバンから視線が外れることは無かった


騎士「・・・勝手に持ち出したらクビだからね」


商人の羨望の眼差しを見逃さなかった騎士がくぎを刺し、ようやく商人はソロバンから視線を離した


賢者「・・・話を戻しましょう。陛下は正義のそろばんで、何物かと戦い、そして負けた」


騎士「争った現場は、ここではないだろうね。あの傷の深さだ、相当な量の血が流れただろう」


騎士「しかし、ここには血痕が見られない。つまり、陛下は息の無い状態でこの部屋に運び込まれた」


遊び人「犯行時刻はどうでしょうか?賢者先輩、陛下は亡くならられてからどれくらい経っていますか?」


賢者「・・・それが、さっぱりわかりません。体温は既になく、瞳孔も濁り切っていることから一日以上が経過していることは間違いありません」


賢者「それなのに、腐敗が進んでいる様子が一切ない。まるで防腐剤でも使っているみたいに・・・」


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