盗賊「勇者様!もう勘弁なりません!」
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40: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/08(水) 22:53:14.61 ID:1/6b/enLo


――――――


近衛兵「皆さん、お届け物です」


商人「普通にドア開けるやがったな近衛兵・・・あんだけ開けろって言っても無視しやがったのに」


開かれた扉の向こうには、近衛兵が5名
いずれも屈強な肉体であることが、見て取れる
そして彼らは、部屋には一歩も入ろうとしない


近衛兵「出ることは叶わんが、入れる分には問題がない」


賢者「お届け物だと言いましたね?何を持ってきたんですか」


近衛兵「盗賊と言う娘が持ってきた。頼まれていた仕事机と、宝物庫の管理帳簿、それとメモだそうだ」


商人が扉に近寄り
部屋から出ることなく、近衛兵からメモを奪い取った


商人「どれどれ」


みなさんお疲れ様です!
先ほど頼まれた机と、あと必要だと思って宝物庫の管理簿もさらってきました
みなさんの状況は、近衛兵さんに伺いました。大臣にどうにかならないか相談してみます。


商人の横からメモを覗き込んでいた賢者がためいきをついた


賢者「さすが盗賊ちゃんですね、察しもいいし、何より仕事も早い」


商人「まったくの同意見だな」


騎士「ん、商人君。裏にも続いているぞ」


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