盗賊「勇者様!もう勘弁なりません!」
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27: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/08(水) 18:57:36.71 ID:1/6b/enLo


商人「さて、まずは何から始めましょうか」


騎士「まずは、現場をあらためよう」


賢者「・・・結構、広いですねここ。水道に、かまど、クローゼットにベッドまで置いてある・・・とても宝物庫とは思えない」


賢者の言葉通り、部屋には宝物庫とは思えないほど設備が充実している


騎士「いざというときには、王族のシェルターとして使う予定があったのかもな」


商人「お、宝箱はっけーん」


商人「・・・ま、当然カラか」


賢者「元から、カラだったのかもしれませんよ」


騎士「うん、もともと何が保管してあったのか知る必要があるね」


賢者「近衛兵さんに管理簿を持ってきてもらいましょうか」


騎士「そうだね、我々の最初の仕事は管理簿と現状を照らし合わせることから始めよう」


騎士「何が盗まれたかわからないと、仕事にならないしね」


近衛兵に声をかけようと、騎士が後ろを振り返える
しかし、そこにはあるはずの近衛兵の姿はない
あるのは、真っ赤な巨大な扉だけであった
いつの間に閉めたんだろう、疑問に思いながら騎士は扉に近づいた


商人「ん、どうしました騎士さん?」




騎士「宝物庫の扉が、開かない」


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