盗賊「勇者様!もう勘弁なりません!」
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17: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/08(水) 18:53:08.14 ID:1/6b/enLo


光が収まり、4人に視界が戻る


大臣「よくぞ、戻った諸君」


高く、筋の通った鼻、あご一杯に蓄えられた白いひげ
齢60を超えてなお、年齢を感じさせられない力強い声
行政府の長にして、4人の直属の上司である大臣そのひとである


騎士「ひぃっ!だだだだ大臣!ご機嫌麗しゅうごごごご」


盗賊「え?ここは、王城・・・?どういうことですか?何が起こったんですか?」


賢者「召喚魔法ですよ盗賊ちゃん」


商人「召喚魔法?なんじゃそりゃ」


賢者「貴方も知らないんですか。まあ、召喚魔法が行使される機会なんて滅多にないですし、知らなくて当然か」


賢者「召喚魔法は、その名の通り支配下にあるものを強制的に召喚する魔法です」


騎士「し、召喚魔法は王国議会か行政の長である大臣の承認がないと使えない・・・つまり」


商人「俺たちは大臣に呼び戻されたってわけか」


大臣は4人のやり取りを、黙ってみていた
もともと厳格な人間ではあるが、そこには普段以上の剣呑な雰囲気を漂わせている


大臣「お勉強は、それぐらいでよろしいかな君たち」


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