4: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/11/05(日) 17:01:27.55 ID:LfM8R5uto
そんな葛藤をしていたらスマホが揺れました。画面を見ると藍子ちゃんからの着信を知らせています。こんな時に藍子ちゃんだったらどうするかって聞きましたけど……と首を傾げながら、その場を離れて電話に出ます。
「もしもし?」
5: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/11/05(日) 17:02:20.82 ID:LfM8R5uto
「…ってそうじゃないですよ! 歌鈴ちゃんはプロデューサーさんにどうして欲しいんですか?」
「どうして欲しい、ですか……」
6: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/11/05(日) 17:03:13.02 ID:LfM8R5uto
「そうですね……その時はお茶でも淹れて休憩しませんか、って誘います」
「なるほど……お茶……」
7: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/11/05(日) 17:03:46.97 ID:LfM8R5uto
「歌鈴ちゃんらしく巫女服でいいんじゃないですか?」
「仮装というか正装になるような……」
8: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/11/05(日) 17:04:33.70 ID:LfM8R5uto
9: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/11/05(日) 17:05:20.45 ID:LfM8R5uto
どれくらいそうしていたか分からなくて。落ち着いた私はプロデューサーさんに抱きかかえられていました。頭を撫でながら落ち着いたかと聞かれて、今更になって無性に恥ずかしくなってきました。
自覚したらもう抑えきれなくなって。撫でられた頭がかあっと暑くなって。我慢できなくなって、ぴょんって飛び降りたらプロデューサーさんに、
10: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/11/05(日) 17:05:57.96 ID:LfM8R5uto
「えへへ、これが歌鈴のイタズラですっ」
11: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/11/05(日) 17:06:47.82 ID:LfM8R5uto
そして聞こえてきたプロデューサーさんの規則的な寝息。それを聞いていたら私も段々と眠たくなってきて。
12: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/11/05(日) 17:07:29.39 ID:LfM8R5uto
おしまい
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