2: ◆yz988L0kIg[saga]
2017/11/04(土) 20:49:08.55 ID:ihQBD9UG0
雪美をスカウトして一週間が経った。
未だに、私と雪美は奇妙な距離感で接している。
『アイドル………私が……。あなたが……私を……。……うん。……約束、して…………手、つないで……。……これで…大丈夫……迷わない……から。』
雪美と出会った日、いきなりこう言われて面食らったのを今でも覚えている。
まるでどこかで出会ったことのあるような口ぶりだった。
だから、というわけではないが私は思わず彼女をスカウトしたのだった。
「レッスン……終わった………」
仕事の休憩がてらぼーっと天井を見ているといつの間にか雪美が目の前に居た。
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