5:名無しNIPPER[ saga]
2017/11/04(土) 16:30:22.26 ID:rtZejcWWO
エブリデイドリーム Pの場合
「まゆ、貴方にプロデュースしてもらうために来たんですよ。うふ……ステキですよね……これって運命?ねぇ、貴方も運命……感じますよね? ねぇ? うふ……まゆの事、可愛がってくれますか?」
妖艶な微笑を浮かべ、瞳を鈍く光らせながら少女は言った。
6:名無しNIPPER[ saga]
2017/11/04(土) 16:31:19.95 ID:rtZejcWWO
その場はなんとか取り繕ったが、この先の未来に対して不安しかなかった。
そしてそれは大抵の場合的中してしまうものだ。
彼女は素晴らしい才能の持ち主だった。
容姿は言うに及ばずダンスや歌だけでなくトークも人並み以上にこなした。
7:名無しNIPPER[ saga]
2017/11/04(土) 16:32:20.07 ID:rtZejcWWO
彼女は俺に対して前言通りの気持ちをぶつけてきた。
弁当を作ってきたり、二人きりの時に距離が近すぎるなんてことは当たり前。
まだ話していない俺の情報を知っていたり、どう考えても不自然なレベルで「偶然」遭遇することが多くあった。
8:名無しNIPPER[ saga]
2017/11/04(土) 16:35:45.35 ID:rtZejcWWO
とは言え人気急上昇のcuteアイドル、ここまで人気が出た担当は俺も初めてのことだし邪険にはできない。
日々の業務に加え、まゆをいなしつつご機嫌をとる。
忙しいのはありがたいが、流石にこの時期は参ってしまった。
スキャンダルに気も揉む俺の心配をよそに人気はさら上がっていく。
8Res/3.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20