神谷奈緒「マーキング」
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53:名無しNIPPER[saga]
2018/01/10(水) 12:35:46.82 ID:rPzG0RhG0
「……仕方、無いな」


そう、仕方無いのだ。これはあいつの担当アイドルである、あたしの義務なんだ。


自分に対してそう言い聞かせて、あたしは机の上の置き忘れたプロデューサーさんの傘を手に取った。


そして目的を果たそうとするべく、事務所の玄関にへと向かってあたしは足早に歩き出したのだ。


しかし、その歩みは事務室を出ていった直後に止まる事となる。


「あれ、奈緒?」


背後からあたしを呼び止める声が聞こえ、思わず足を止める。


振り返った先、そこにいたのは肩口まで伸びる茶髪に白い肌、真っ直ぐできりっとした力強い瞳が印象の女の子。


あたしと同じユニットを組むメンバーの一人、北条加蓮が立っていた。





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