【安価】桃太郎がわらしべりながら鬼退治を目指す
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23: ◆5Xp2MHTzaI
2017/11/01(水) 22:25:49.97 ID:MviDzlZzo
牛若丸「おや、桃太郎殿ではありませんか」
桃太郎「なんとこのようなところでお会いするとは……ここは一体」
牛若丸「道に迷ったのでございましょう」
桃太郎「なぜそれを?」
牛若丸「鬼の幻術に皆惑わされておりましてな」
桃太郎(これは僕が鬼退治に向かったせいなのか……だとすると皆に迷惑をかけていることを詫びねば)
牛若丸「おそらく鬼の逆鱗に触れるような大馬鹿者でも現れたのでしょうな」
桃太郎(やっぱり黙っておこう)
牛若丸「ところでその剣、もしや伝説の魔剣ではありませぬか」
桃太郎「む、さすが牛若丸殿。御目が高い。しかしこればかりは差し上げるわけには」
牛若丸「この剣をひと振りすれば幻術を振り払うことができる……かもしれませんぞ」
桃太郎(吹っ掛けるつもりだったが元より価値の分からない剣。幻術を払える可能性があるなら安いものか)
桃太郎「ではお願いいたす」スッ
牛若丸は剣を天にかざし、一気に振り下ろした。
すると……
千代女「すごい、空が晴れ渡り景色も一変しました」
牛若丸「やあこれは素晴らしい。では剣をお返しいたそう」
桃太郎「いやいや、僕にはとても扱えぬものと痛感致した。どうか今回のお礼にお持ちくだされ」
牛若丸(あっ、インベントリ一杯だ……)
牛若丸「それはさすがに申し訳ござらん。せめてこの琵琶をお持ち頂きたい」
所持品:
【きびだんご×7】
【娘】
【筑前琵琶】
(何やら忙しくなったのでここまでー)
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